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「マリアさん、お待ちしていましたよ。」
聖バルビナ学園につくと、うってかわって優しげな生徒に、声をかけられた。
「私は秀麗水鏡(しゅうれいみかがみ)、この学校で学ぶ、若いエクソシストです。よろしくお願いしますね。」
「はい、よろしくお願いします!」
紹介状は、学校の上の人から、もうこのエクソシスト科にまわっているらしい。
「ウルタド神父の紹介なら安心ですね。せっかくの日本の学校生活、楽しんでくださいね。」
「はいっ!!」
やっとマトモで笑顔の人に会って、ホッと安心した。
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