舞台は都市文明と産業の発展した現代の日本。

もはや、誰も神の存在を信じていないかのようなこの社会で……
社会の闇深くに魔は潜んでいた。

そんな折、法王庁から一人の少女が派遣された。
法王庁公認のエクソシストにして、若干14歳の少女、
洗礼名はマリア。

マリアは東京のミッション系スクール、聖バルビナ学園に編入し、
学生エクソシスト隊に所属する。

呪われた彼女は、14歳の万聖節(11月1日)までに
多くの悪魔を祓い、人間を救わねば、その命を落としてしまう。
……その呪いを解くため、マリアは当然のように目の前の悪魔を狩る。


しかし、次第に増えていく悪魔による暗殺、取引、呪いによる不治の病……
欲望と、妄想の渦巻く悪魔的儀式を思わせる、謎めいた犯行。

マリアと、彼女を取り巻く少年たちの試験の先にあるものは……?




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