エクソシストとは、信仰心と十字架、バイブル、聖水で人間に憑いた悪魔を除霊する、熟練した神父の仕事。現在、実際にローマ教皇庁には正式にライセンスされたエクソシストが在籍し、ローマの教皇庁立レジーナ・アポストロールム大学には、エク ソシズムを専門とするコースが存在する。 ”断罪のマリア”の舞台となるごく近い未来の世界では、さらに凶悪な悪魔と戦うため、エクソシストたちは自らの身に天使を降臨させ、戦わせる。だが、その攻撃は信仰心の証明であり、自身の心身も傷ついてゆく。
「神を愛せよ……」 聖職者である神父、とくにエクソシストたちは神に身を捧げるため、恋愛はもちろん、結婚することもできない。 (実際 には、カトリック、プロテスタントによって教義が違うため、神父が結婚しているケースもある) ” 断罪のマリア”の世界では、天使や聖霊の力を借りるために、恋愛は固く禁止されている。 仮に異性を愛した場合、以後エクソシストの権利を失い、聖霊などのディーヴァ(後述)の加護が得られなくなる。
エクソシストとして、悪魔と戦い殉死した者たちには、パラディン(聖堂騎士)の称号が贈られる。 彼等が眠る墓は聖堂騎士の丘と呼ばれ、 命を落とした エクソシストたちの亡骸が眠っている。
殉教者、もしくは主を指す言葉。 徐々に身体を蝕まれていくエクソシストたちの末路を暗示する。
人間が聖霊を呼び出すときに、異界と物質界の狭間がふれあい、妙なる音色が聞こえるといわる。 そのためエクソシストに力を貸す聖霊たちは”ディーヴァ”と呼ばれている。 ディーヴァとして人間に降りる存在には以下のものが存在する。 ・天使 ・聖霊 エクソシストを志願した者に天啓が訪れ、ディーヴァを持つときは、最も大切な人や、何かを失ったときだと言われている。
悪魔への供物としての素質を持つ者をこう呼ぶ。心の闇に悪魔が近寄りやすい。 「断罪のマリア」のメインキャラクターではマリア、キリト、クラウスなどがサクリファイスとしての属性を持つ。 サクリファイスは、基本的に天使の加護を受けることができない。そのため悪魔と契約し、使役することでエクソシストとして戦うが、周囲の聖職者からは異端のレッテルを貼られている。 その存在が悪魔を引寄せるため、 非常に危険である反面、エクソシストにとっての、囮としての役割を担うこともある。
法王庁の宝物庫に眠ると言われる対悪魔用の武器。 全部で7本の鉄の短剣で、悪魔祓いの関係者でも、実際に目にした者は少ない。
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